上田工芸ガラスアート

QRコードパネル作り【ひだりうま】横浜で人気のラーメン屋さん!

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QRコードパネル作成

 

 

横浜市の小机駅に【ひだりうま】さんという麺酒食堂があります。

ラーメンとお酒を楽しめるお店で、大食いチャレンジャーの方も訪れる人気店です!

 

今回はそんな素敵なひだりうまさんにご依頼をいただき、ガラスのQRコードパネルを作成しました!

 

全て手作りで、【ガラスらしさ・カッコいいデザイン】にこだわって作ってみたので

完成までの道のりをぜひご覧ください!

 

デザインを考える

 

まずはデザインを考えていきます。

ここは一人で考えて自分のイメージを形にするために、デザイン画を描いたり、

型紙を組み合わせて、実寸代の模型を作ったりします。

ここでほぼ完成形を固めていきます。

 

また、お客様(オーナー様)と相談しながら、どんなものを欲しているかお話をお伺いしながら、

お客様に喜んでいただけるように、一緒に作品を作ることを大切にしながら作業を進めていきます!

 

ひだりうま(左馬)とは

 

デザインを考案する前に、左馬について少しお勉強します。

 

左馬とは

  1. 左馬は「馬」の字が逆さに書いてあります。「うま」を逆から読むと「まう」と読めます。「まう」という音は、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こさせるため、「左馬」は福を招く縁起のよい駒とされています。
  2. 「馬」の字の下の部分が財布のきんちゃくの形に似ています。きんちゃくは口がよく締まって入れたお金が逃げていかないため、古来から富のシンボルとされています。
  3. 馬は人がひいていくものですが、その馬が逆になっているため、普通とは逆に馬が人をひいてくる(=招き入れる)ということから商売繁盛に繋がるとされています。
  4. 馬は左側から乗るもので、右側から乗ると落ちてしまいます。そのようなことから、左馬を持つ人は競馬に強いといわれています。

観光パンフレット「天童と将棋駒」から引用

 

とっても縁起の良いお店の名前だったのですね!

 

そこで将棋の駒にヒントを得て、ステンドグラスでガラス同士をを組み合わせて

立体的な将棋の駒にしつつ、今回のテーマである【ガラスらしさ】を表現するためにどういった作品にするかを考えていきます!

 

ガラスを選ぶ

 

イメージを形にする第一歩!

作品の肝となる部分です。

 

今回使用したガラスはブルズアイ社の茶色いガラスを使用しました。

ブルズアイ社はアメリカの工芸用ガラスを取り扱う会社です。

 

 

ガラスだけど木材のような見た目が気に入ったので、こちらを使用していきます。

完成形は立体になりますが、他のパーツは全てクリアガラスに統一してガラスらしさを表現していきます!

 

カッティング&サンドブラスト

 

先ほどのガラスを将棋の駒の形にカッティングします!

 

さらに左馬の文字をガラスに彫刻します。

この時に【サンドブラスト】というという技法を用いて彫刻していきます!

 

サンドブラスト

ガラスに高圧で目の細かい砂(金剛砂)を吹きかけ、模様や文字を彫刻する方法。

シールやマスキングテープを貼って、彫刻したい箇所はデザインカッターなどで切り取ることで、シールを貼っていない箇所に彫刻することができます。

 

 

サンドブラストで仕上げたパーツがこちらです!

なかなか迫力のある出来栄えとなりました。

 

このパーツは裏面に使用していきます。

 

クリアガラスにQRコードをサンドブラスト

 

次に表面にQRコードをサンドブラストしていきます!

 

しかしクリアガラスにQRコードを彫刻しても裏側の文字や背景が混ざるとなかなか読み取りができません。

そこでクリアガラスの表面にはQRコード、裏面には単純にサンドブラストだけをして曇りガラスに仕上げていきます。

 

この状態のままだとQRコードは読み取りづらい
QRコード部分を曇りガラスにすることで読み取りやすくする

 

ステンドグラス技法で立体的に組み合わせる

 

 

ステンドグラス stained glass

さまざまな色ガラス片を鉛などの細い枠に接合して、文様や図像を表したもの。また、その技法。教会堂建築に広く用いた。吹き抜けの窓のほか、室内装飾や室内照明などに用いる。「ステンド」は「色をつけた」という意。

家とインテリアの用語がわかる辞典について から引用

 

このステンドグラスの技法を使って、今回は鉛を接合しながら作品を仕上げていきます。

 

仕上げ

 

今回はシンプルかつカッコいいデザインにこだわりたいので、鉛部分を黒く仕上げていきます。

 

完成

 

完成した作品がこちらです!

 

ご注文方法

 

ご注文はお電話か、お問合せフォームからお問合せお願いいたします。

お客様のご要望を詳しくお伺いした上で、料金をお伝えしまして、

ご納得いただける内容であれば作成、発送となります。

 

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    まとめ

     

    今回はざっくり作成工程をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

    友人の開店祝いにプレゼントをしても良いかもしれません!

     

    お店のコンセプトや、オーナー様のこだわり、その他諸々のご要望をお伺いした上で

    こちらからデザインのご提案や、設置方法のアドバイスなどもさせていただきます!

     

    全て手作りの一点物となりますので、ご注文者さまと相談しながら作品を作っていきます。

    気になった方はお気軽にご連絡くださいませ♪

     

    QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。

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    この記事を書いた人

    上田 隆一

    静岡県東伊豆町出身。進学で東京に上京し、東京で就職。その後ガラス工芸品に魅了され、現在は
    フュージングやサンドブラスト体験の講師をするかたわら、ステンドグラス作家として活動しております。

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