熱海駅前の足湯で一休み
JR熱海駅前に足湯を楽しめる観光スポットがございます。
天然温泉使用で、徳川家康来熱400年(2004年3月)の記念事業として設置された足湯スポットで【家康の湯】として観光客に親しまれています。
温泉の町、熱海ならではの形で観光客の旅の疲れを癒してくれます。
今の時期は橙(だいだい)が温泉に浮かび、柑橘系のさっぱりした香りを楽しめます。
1枚100円のタオルを自動販売機で購入して、気軽に足湯に入ることが出来ます。
16時00分以降に清掃のため温泉を抜いてしまうそうなので、予め調べてから行くとよいですね。
熱海と言ったら海!そんなイメージの方が多いと思いますが、
山へ入ると柑橘類の畑が広がっています。
海から山へかけての傾斜が急な熱海の地形は、海風があたり、
太陽の陽をたっぷり浴びてビタミンたっぷり栄養満点の橙がよく育ちます。
橙は12月後半で需要が高まるイメージです。
お正月の鏡餅や飾り用に誰でも見かけたことがあると思います。
そんな橙ですが、私が個人的に思い出すのが【どんど焼き】です。
そこでどんど焼きの文化に関して簡単に説明していこうと思います。
簡単に説明すると、集落の人々の1年間の災いを払い、豊作や商売繁盛、
家内安全、無病息災、子孫繁栄を願うのが【どんど焼き】です。
私の住んでいた地域は具体的に何をするかというと、
正月飾りやお守り、お札などを燃やす火祭りをする行事です。
わらや青竹でやぐらを作り、門松やしめ縄などの縁起物と一緒に燃やします。
火が弱くなってきたら竹の先端に餅をはさみ、橙を刺してお餅を焼きます。
寒い中、どんど焼きの火で暖まりながら食べるお餅はとても美味しく感じました。
橙の由来は『代々』という語源からです。
冬に熟した実が春になっても実が落ちないことから
『代々続く』から『橙』と名付けられたそうです。
今になって考えると正月飾りで使っていた橙を刺して焼いていたのは、
代々家が栄えるのを願ってのことだったのかなと思います。
思い出
私は小学生時代、地域のどんと焼きに参加していました。
どんど焼きは1月15日ごろに行われるので、それまで地域の子供たちは太鼓の練習をします。
なぜ、、、?
それは早朝に太鼓を鳴らしながら
「どんど焼きだー!おーきろー!」と叫びながら近所を徘徊するためです。
今考えると迷惑な気がしますが(というか迷惑)、
小学生の頃の私は何も考えず大声で、
思いっきり太鼓を叩いて楽しんでいました。
近所の玄関先に置いてある縁起物などを回収しながら、海岸を目指します。
海岸には大人たちが作った大きなやぐら(7メートルくらい)が建っていて、
回収してきた縁起物を添えて火を放ちます。
徐々に大きくなっていく火は、大きな炎となり、周囲はかなり熱くなります。
竹の爆ぜた音、太平洋から上る日の出、
綺麗に作られた飾り物が燃えゆく様を見ると
ちっぽけで幼い私は、少し切ない気持ちと新年の始まりを感じながら、
神聖な大炎を眺めていたのを覚えています。
熱海駅前教室
さて、話は戻ります。
温泉の観光地、熱海。
いっそう寒くなってきた昨今、温泉で気分をリフレッシュしたら
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熱海駅前教室
〒413-0011
静岡県熱海市田原本町6-7 角屋ビル3階
0557-85-7171
10:00~17:00 ※体験最終受付は16:00まで
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- 熱海駅改札を出て、駅を背にして右側に進みます。
- 平和通り商店街と仲見世通り商店街の間にある角屋(お土産店)ビルの3階になります。
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